モンスター

魔族と同じく、外部から取り込んだ魔力を体に巡らせることで生きる種族。 その中で知能が低いものを指す。 魔法を使うものもいるがあらかじめ体に組み込まれたような低~中級の術式であり、改良したりすることはない。 一部では他種族の食料となっている。

◆シェイプシフター

霧状の体を持つ。 動物やモンスターなど知能の高くない生き物に擬態して近づき、その魔力を吸って生きる。 魂および自我を持たないのが特徴。 寿命は不明。

◆竜喰み

寄生前は赤黒い普通のヒルのような外見。 ある山の沼地で生まれ、水を飲みにきた他の生物に寄生しその体を操る。 脳や内臓を溶かし骨格に絡みつくように根を張るため、一度寄生されると取り除くことはできない。 寄生された生物の体からは触手が生え、高い戦闘能力を得るが知能は低いため討伐は可能。 雌雄同体。繁殖には沼の周囲に生える特殊な植物が必要であるため、山の外で数を増やすことはない。

Case:四ノ宮 希壱