世界樹の一族

◆導きの竜(世界樹の子供) 世界のはじまりと共に目覚め、世界を見守り、終焉まで安全に導く役割を持つ。 昔は世界の歪みを正し、ほつれて開いた穴を閉じるなど世界の管理をしていた。

◆終焉の女神(世界樹の子供) 世界を一度破壊し、新しく再生させる準備を整える役割を持つ。 本来は世界の持つエネルギーが一定量まで減らないと目覚めないはずだった。 想定より早く目覚めた為に役割を思いだせず、導きの竜と仲良くなる。

◆竜の子 導きの竜が生んだ子供。 "Chaser"、"Saku"と名乗り、世界の歪みを正しほつれて開いた穴を閉じて回っている。 頻繁に人間の前に姿を現すため、その人知を越えた能力を目にした生物の間では時折「神」として扱われている。


◆精霊(原種) 今は世界樹のうろに漂う影たち。 基本的に自立しているというより、導きの竜に導かれて役割を全うする。 元々は世界樹から各世界へエネルギーを運ぶ役割を持っていた。 (エネルギーを蓄えて各世界へ渡り、そこで弾けてその世界へエネルギーを与える) 導きの竜が一度眠りについてからは正しく役目を果たす固体が減り、代わりにうろにエネルギーが溜まるようになっている。 また、一部では何らかの原因で他世界へ辿り着いても弾けなかった精霊が現地の生物と混ざり子をなし、"地上の精霊族"として生きている。


竜の子

創造 Chaser

創造 Chaser

破壊 Saku

破壊 Saku

導きの竜から受け継いだ能力を持つ。 Chaserが創造、Sakuが破壊に特化。 老いることも完全に死ぬこともない不老不死。 科学的・魔術的どちらを試しても解明できない存在であり、正確な正体は不明。

◆特徴 腰に一対の羽毛に覆われた翼がある他は一般的な人間と同じ外見。 この翼は小さく、飛行能力はない。敏感な部位であるため他人に触れられるのは嫌がる。 飛行能力を持たないにもかかわらず空中を移動したり壁を歩いたりと、物理法則を無視した行動が見られる。

髪の色・目の色・おおよその体格以外の部分、顔立ちなどはそれを見る者によって多少変化するらしい。これは写真・映像を見た場合も同様である。 これは見る側の認識に作用する力であり、記録上の形は変化していないと思われる。 (精密な似顔絵を描ける者何人かで同時に絵を描いて確認すると分かりやすい)

能力について

◆共通の能力 ・次元を裂いて自由に世界を渡る ・世界の歪み・ほつれの修復 ・裂いた次元に物を収納 ・何も無いところから物質を作り出す ・完全に不可視の存在になる(本体) など

【Chaser特徴】 かなり大きなもの、精密なものも一瞬で作り出すことができる。 意思を持つ生物を作り出すことができる。 【Saku特徴】 生物を作り出すことはできない。 あらゆるものを完全に破壊・消滅させることができる。 消滅させたものはChaserの能力でも元に戻せない。

やっていることは魔法に似ているが魔力を一切必要とせず物理法則も無視できる。 そのため魔方陣や呪文の類は一切無く、発動のための動作も発動時間も無い。

器と本体について

◆肉体 Chaser・Sakuそれぞれが「器」として作り出したもの。 肉体機能はあえて人間とほぼ同じに作ってある。 食事・睡眠・排泄を必要とし、長くそれらが行われない場合活動を停止する。

普段は大きさ・重さ・感触その他に外見との極端な差異は無い。 自らの意思で外見を自由に変えられるが、特に人型の場合物理法則には逆らわない。強度は人間並み。 身体能力も人間より高いが、走る・跳ねる等各種能力に特化した魔族ほどの力は持たない。